6月のある日、帰宅したら郵便ハガキが届いていました。
なにやら、堅苦しい文面が記載されている。
振り込め詐欺のハガキ
身に覚えのない内容
ハガキの見出し
特定消費料金未納に関する訴訟最終告知のお知らせ

発信元(自称)
地方裁判所管理局

うーん、これは心当たりがありません(棒読み)
こういうとき、どんな顔すればいいかわからないの。

不審なハガキが届いたら、連絡するのは#9110です!

振り込め詐欺の注意喚起では「身に覚えのない請求は無視」とされています。

とはいえ、特殊詐欺の手口は日進月歩で更新されている。
安易に放置するのも問題がありそうだ。

緊急性のない通報・相談は#9110へ

こんなこともあろうかと、相談先には心当たりがあります。

基本的に警察ですが、状況に合わせた選択をしましょう。
  1. 緊急時は迷わず110
  2. 相談や質問は#9110
  3. 落とし物などは最寄りの警察署・交番
今回は②の電話相談が適切なケース。

自動的に地域を管轄する警察相談窓口につながるので、日本各地どこでも同じ番号#9110を使えます。

警察の電話相談窓口で事情を説明しました

スマートフォンから#9110にダイヤルします。
通話料金は自己負担なので長時間通話にはご注意ください。

17時以降でしたが、担当職員が事情を聴いてくれました。
  • 身に覚えのない内容の郵便ハガキが届いた
  • 振り込め詐欺のようで心配
  • どのように対処すればよいのか
特殊詐欺の問い合わせは多いようで、手際よくアドバイスしてくれます。

身に覚えがないハガキは「放置」してよい

届いだハガキの内容を問われるので、主な文面を伝えました。

請求や訴訟、差し押さえなどの執行をほのめかして不安を煽り、連絡をさせるのは特殊詐欺の手法だそうです。

「こういったハガキに記載されているお問い合わせ窓口に連絡してはいけません。
と、担当者にアドバイスされました。

身に覚えがない訴訟関連のハガキは、放置しましょう。

不審な訪問者はただちに110番通報

最近は、被害者宅に直接訪問してくる特殊詐欺もあります。
『アポ電』を考慮して確認しました。

「このハガキの内容を元にした訪問者が来たらただちに110番通報してください。

偽の通知ハガキを送りつけ放置したところに、偽の執行者が直接やってくる可能性もあります。

ハガキの内容を持ち出された時点で特殊詐欺の関係者だと思って、迷わず110しましょう。

更新される特殊詐欺を警戒しましょう

今回は相談(通報)のみで済みそうです。
しかし、次はどんな方法でやって来るのか分かりません。

特殊詐欺の手法は、日々更新を続けています。

各種報道で詐欺事例を取り上げているので、情報を更新しましょう。