雨の日も風の日も、暮らしの必需品スマートフォン。
ところが先日、砂利の上に落下させて操作側画面が破損。
久しぶりにスマートフォンを使用不能にしてしまった……

またしても「ケータイ補償サービス」を申請する事になりました。

前回の2018年11月から3年半近く経過、3回目です。

「ケータイ補償サービス」月額料金据え置き(550円)で3回目の利用

保護カバーや保護フィルムを付けていなかった

姿勢を変えた時、バッグから滑り落ちた先が砂利の上。
画面側のガラスが激しくひび割れて、本当に一瞬で使用不能になりました

使用時の発熱が激しいので保護カバーを付けておらず、液晶画面側の保護フィルムもなし。
これでは一発全損は避けられません。

XperiaZ4(SO-03G)は2015年の端末なので「破損したら補償サービス直行だな……」と思って使っていました。
想定の範囲内です(意味深)

破損当日にMy docomoからオンライン手続き(10%割引)

最新のサービス内容を確認したところ、電話による申し込みよりもweb経由でのオンライン手続きなら負担金10%割引とお得!!

今回はMy docomoから補償申請手続きをしました。

大まかな流れとしてはこちら。
  1. 登録電話機の確認
  2. トラブルの内容、症状の設問に答える
  3. 交換に選べる機種と、負担金を確認して選定
  4. 配送方法の指定
  5. 最終確認
破損したXperiaZ4、やはり同型機種の在庫はなかった。

今回の交換機も使い慣れたSONY Xperiaシリーズにしました。
選択できたのはXperia10Ⅱ(SO-41A)です。

翌日には交換電話機到着(リフレッシュ品)

申請翌日に交換機が到着しました、ようこそXperia10Ⅱ。
2020年発売モデルのコスト重視モデルです。
今回の内容物はこちら。
  • 交換機本体
  • クイックスタートガイド
  • microUSB変換アダプタ BtoC
  • ケータイ補償サービス・ご利用の手引き
前回は外装カバーが含まれていましたが、今回はありませんでした。

交換電話機の初期設定(Googleアカウント)

「ケータイ補償サービス・利用手引き」全体を読んで初期設定手順を確認します。
スマートフォン関連アプリのIDやアカウント、Wi-Fiネットワーク設定情報なども用意しておきます。
旧電話機のGoogleアカウントとパスワードが必要です。

今回は使っていたスマートフォン(旧電話機)使用不能。
アプリ起動もできないため、案内されている端末間のデータ移行・復元ができません。

破損したスマートフォンからSIMカード(UIMカード)とmicroSDカードを取り出し、交換先のスマートフォンに差し込みます。

交換機の電源を入れ、充電しながら初期設定を開始しました。

Androidスマートフォンなので、旧電話機で利用しているGoogleアカウントとパスワードを入力します。

可能であれば、先にWiFiネットワーク接続しましょう。
通信会社のモバイルネットワークでは、通信量が急増する可能性が高い。

ドコモサービスの初期設定(dアカウント)

スマートフォンが稼働し始めたら、次はdocomo関連の初期設定。
dアカウントとネットワーク暗証番号は確認してあります。
2017年夏モデル以降の機種は、ドコモアプリパスワード非対応となっていました。

順調に進めば、ドコモで契約しているアプリのインストールが始まります。

ドコモメールの設定(ドコモ回線契約者のみ)

ドコモメール。いわゆる大手キャリアメールアプリの設定です。
基本的にクラウド管理なので、以前と同じように使えるようになりました。

【重要】LINEアプリの復旧はどうする?

もはや生活通信の一部と化しているLINEアプリ。
機種変更や電話番号変更、そして予期せぬ端末故障。
それぞれに引き継ぎ手順があります。

結論からいえば準備不足でアカウント復旧不能になる可能性があります。
この機会に設定しておきましょう。
  1. パスワードの確認
  2. メールアドレスの登録
  3. トーク履歴バックアップの設定
今回はスマートフォン本体が使用不能なので「スマホを故障・紛失した場合」を選択。

電話番号は継続、メールアドレスも登録済みなので順調に進行。
トーク履歴のバックアップもしてあるので、すべて復旧成功しました。

各種アプリの再ログイン

Googleアカウント、ドコモ関連アカウントでないアプリは、基本的にIDとパスワードの再入力が必要です。

セーブデータがクラウド化されていないゲームアプリは、端末破損時に消滅してしまうのでご注意ください……

破損した旧電話機の返却前に初期化(または消去)

ケータイ補償サービスでは旧電話機を返送する義務(補償受付日より10日以内)があります。
返送用封筒は用意されていますが、投函前に確認事項をよく読んでください。
個人情報保護のため、旧電話機は初期化するように案内されています。

今回は端末自体が操作不能、指定された手順が実行できませんでした。
Google「端末を探す」機能から遠隔で端末のデータを消去しておきます。

他の端末アプリ、またはwebページ経由で操作が可能。
本人確認のためアカウント再ログインを求められました。

一時的な紛失でも「音を鳴らす」「デバイスを保護」の機能は役に立ちます。
完全な紛失状態、端末を手放した時には「デバイスデータを消去」を選択する。
消去操作後に端末再起動したところ、初期状態に戻されていました。

Googleアカウントを旧電話機からログアウト

万全を期して旧電話機とGoogleアカウントの連携を解除しておきます。
『使用していないデバイスからログアウトする』項目にそって手放す端末からログアウトしました。

SIMカード(UIMカード)とmicroSDカードは回収済み。
付属品を取り外して本体電源を切る。
これで返送用封筒に入れるだけとなりました。

【生体登録】指紋の初期登録は長引きます

おおむね交換機が使えるようになったので、セキュリティ設定に進めたのですが問題発生。
指紋設定の初期登録がうまくいかない。
電源ボタン兼用指紋センサーには、何度も指を当てる事になりました。

使い始めの数日はロック番号やパターン設定のほうが良さそうです。

端末保護カバーと画面保護フィルムの取り付け

Xperia10Ⅱにストラップホールはありません。
日常生活での落下破損を避けるため、保護カバーを購入してストラップ取り付け。

さらに画面保護のため、今回は初めて強化ガラスの保護フィルムにしました。
さらりとした手触りですが、タップ時の反応がやや低下しました。
ゲームアプリで頻繁にタップする場合は向いていない。

これで日常生活に使えるようになりました。
Xperia10Ⅱ、あらためてよろしく。