暴落1週間後のS&P500採用企業株価

 2018年10月10日、久しぶりにETF「1557」を購入しました。
秋のイベント気分で買い増したのですが...
当日の夜(日本時間)米国株式市場が暴落!

ETF「1557」とは、日本の東京証券取引所で売買できるETF(上場投資信託)です。

『米国株価指数 S&P500』の値動きと利回りに、おおむね連動する投資成果を上げることを目標とするETFとして有名。

それを世界同時株安の直前に購入するという、衝撃的な一日になりました。

ETF・1557は「損切り」しない。永久保有する!!

「1557」は10月16日の終値で30950円。

32500-30950=1550円の値下がり
下落率4.76%

わずか一週間ほどで5%近い含み損が発生しています。

とはいえ、金銭額としては軽微な損失。
自己損失補填するのも容易です。

心理的な動揺もありません。

今回の暴落に対する処置は「何もしない」でした。

株価の暴落に遭遇しても『平常心』を維持する方法とは?

 2016年から2018年の今に至るまで、米国株式は「割高」という評価が目立ちました。

いずれは強気市場の終わりが訪れて、大きな暴落や弱気市場が始まる。

それを見越していたので、複数の方法で平常心を維持できるようにしてあります。

①運用金額を少なくする

 大きな金額を運用すると、損益金額の変動幅が大きくなります。

100万円の±10%は10万円の変動。

10万円であれば±1万円で済みます。

利益が減少する一方で、損失を抱えた時の心理的負担は少ない。

暴落で動揺して「狼狽売り」しないように変動に耐えられる運用金額に絞り込みました。

②購入時期を分散する

 同じ運用金額でも、購入時の高値・安値がその後の利益に影響します。

しかし、株式市場の未来を正確に予測するのは困難です。

そこで『ドル・コスト平均法』という投資手法があります。

基本的には、運用資金の投入時期を分散させる事になります。

高値・安値の価格差を平均化して、確実な利益を求めつつ大きな損失を避ける手法です。

一時期に大きな金額を投入せず、一定の間隔で淡々と購入していく。

先に購入ルールを定める事で暴落時の動揺を軽減できます。

③10年間保有するつもりで銘柄を選定する

株式投資で最大の失敗は「株式が無価値」になる事です。
つまり、購入した金額がすべて失われてしまうこと。

あのJALでさえ、旧株式の価値はゼロになっています。

個別企業の株式は、購入して保有し続けることで利益が生まれるのが理想的。

評価額が値上がりして、さらに配当金が連続増配されたら大成功!

とはいえ、今の私にそれだけの選定能力はありません。

安定性優先で検討した結果、アメリカ合衆国の「S&P500指数」に連動するETF(上場投資信託)である「1557」を購入しています。

これからも世界経済・株価は変動するでしょう。
しかし、アメリカの主要企業500社は利益を生み出し続ける。

地球人類の経済活動があるかぎり、途切れることはない!と思い「1557」を購入しています。

まとめ・堅実な銘柄をゆっくり購入していこう

「1557」とは、ほぼ永続的に存在して、配当金を生み出し続ける。

ETFなので銘柄を管理する負担も少ない。

近い将来、暴落して弱気相場を迎えても、また回復すると見込んでいます。

世界同時株安に遭遇しても、ゆっくり買い増していきます。