昨年末に不調となったXperiaZ3(SO-01G)をケータイ補償サービスで交換してから、3ヶ月が過ぎました。

新しい機種はXperiaZ4(SO-03G)
交換在庫の都合で後継機が届きました。

以前の経緯はこちら

【ケータイ補償サービス】さよなら、XperiaZ3【体験談】

すっかり日常生活に溶け込んでいます。
とはいえ2015年6月発売以降、3年以上経過している。

後継機種のXperiaZ4を3ヶ間使ってみた感想を記事にしました。

中古のXperiaZ4を慌てて買わないように!

XperiaZ4を使ってみる猫
XperiaZ4を使ってみる猫
深刻な不具合は1点だけです。
『Googleストリートビュー』の撮影時に、原因不明のカメラ機能不全が頻発しました。

これさえなければ… と何度も思います。

XperiaZ4全体の欠点・利点をまとめてみました。(2019年1月時点)

【悪いところ】かろうじて遊べる処理能力

スマートフォンの主な用途として、ゲームは欠かせません。
機種の性能の目安として、プレイ中の快適さは参考になります。

ポケモンGOを起動すると、通常のマップ画面は順調に操作できます。

ポケモンゲット、ポケストップ巡りも問題なし。

ポケモンジムにアクセスすると、防衛メンバーの表示が遅れる事があります。

高負荷時の処理能力低下が目立つ

ポケモンジムでは「レイドバトル」というイベントが発生します。
集団で挑戦するため、スマートフォンには処理能力が要求されます。

参加直後から、あきらかに処理が遅くなります。

参加メンバー確認、バトルパーティー編成に支障があるレベル。
さらにスマートフォン上部の温度が上昇。

バトル開始後も、開幕やバトル中に処理が遅くなります。

充電しながらプレイすると高温になって限界

レイドバトルの高負荷に加えて、本体充電した場合。

途中でGPS機能が停止しました。

本体温度が上昇すると、各種機能が制限されます。
冬期の体験なので、春夏になればさらに不利でしょう。

XperiaZ4は現在のゲームアプリを楽しむには処理能力不足です。

フル充電でも減少が早いバッテリー

バッテリーの設定は基本的に「標準」です。

平日勤務のバッテリー状況ですが、寄り道するには不安になる残容量。

休憩時間中はWebブラウザやSNSアプリを起動
朝の出勤時 90%
夕方に帰宅時 35%

ポケモンGOのレイドバトルに参加するため、モバイルバッテリーは常備しています。

XperiaZ3の頃と比較しても、やはり電池消費が激しい。
バッテリー容量が削減された影響もあるのでしょう。

STAMINAモードを設定するべきか

Xperiaのバッテリー管理設定といえば「STAMINAモード」があります。
本体機能を制限することで、電池の消費を抑える事ができる。

画面の高画質モードが不要なら、迷わずSTAMINAモードを設定しましょう。

節電レベル「バランスよく節電したい」であれば、ゲーム用途以外は問題ありません。

画面操作時の滑らかさが減少しますが、試してみる価値はあります。

スマートフォンとしては、バッテリー容量に余裕がありません。
モバイルバッテリーは用意するべき。

Googleストリートビューでの撮影不具合

Googleストリートビュー経由で360°撮影してみると、なぜかカメラ機能に異常が発生します。

周回中に撮影が続行不能。
さらに撮影画面が全面緑または黒に染まり、端末再起動しないと回復しません。
緑に染まるカメラ機能
端末再起動から再チャレンジしても、やはり異常発生。
未だに原因不明です。

【良いところ】シンプルで美しい

この機種には、画面保護シートを装着していません。
サラサラとしたガラスの手触り、美しい画面表示が素晴らしい。

操作時のスクロールが滑らかなのも良い。

白面に銀色の縁取りは、飽きることのない外装。

生活防水の安心感

大手通信会社取り扱いのスマートフォンでは一般的な防水対応。

手が濡れていても、雨の日も安心して操作できます。

格安スマホは防水非対応が多いので、機種変更の際はご注意ください。

キャップレスの充電端子は便利

XperiaZ4からは充電端子がキャップレスになりました。

以前は毎回キャップを外していました…

水濡れ充電は禁止ですが、今のところトラブルはありません。

ストラップホールがあります

今どきのスマートフォンには珍しい、本体のストラップホール。
時代を感じる部分です。

指リング型を装着していますが、本当に便利。

何度も落下破損を予防してくれました。

【まとめ】XperiaZ4は現在のミドルレンジ級以下

処理能力やカメラ機能は、現行スマートフォンに追い越されています。

防水対応は利点ですが、それだけとも言えます。

中古品のXperiaZ4が2万円以下で販売されていますが、少し予算を上乗せすれば現在のミドルレンジ級スマートフォンが新品購入できる。

家族内で流用する価値はありますが、2015年のXperiaZ4を中古品として購入するのは止めたい。

私なら購入予算を上乗せして、現行型中級機種(普及価格帯)を購入します。