【体験談】Xiaomi POCO F7を購入して使用開始
2025年9月26日、Xiaomiジャパンから新製品発表会が開催されます。
その直前に、私が実際にPOCO F7を購入・使用した体験を記録しておきます。
- Xiaomiスマートフォン全般に注目している
- POCO F7購入を検討している
- ゲーミング用途のスマートフォンを探している
こういった方々の判断材料になれば幸いです。
XiaomiのPOCOブランドを選ぶべきか!?
特売期間にPOCO F7の購入を決断
2025年9月上旬。XiaomiのPOCOブランド『POCO F7 256GB』を新規購入しました。
以前から注目していたXiaomiスマートフォン。
高性能・低価格・ゲーミング用途に適しているPOCOシリーズの新作「F7」の一番安価なモデルです。
web検索による事前調査で注目していたポイントはこちら。
- 高性能CPU採用とベンチマークの高得点
- 冷却機構による安定性
- 大容量バッテリー搭載
これらの情報から、ゲーミング性能はもちろん、日常使いでも快適だろうと判断しました。
#Xiaomi #POCO F7到着しました。
— RisingLuck@オオサンショウウオ【超特大】 (@Get_RisingLuck) September 7, 2025
最優先したのは、位置情報ゲーミング用途。
Ingressを快適に楽しめる事を期待して、初のXiaomi端末導入となりました。
GooglePixel10の半額程度で、処理能力は上回るという……
Pixel10の総合性能が良ければ、そちらを選んだ。
PixelはiPhoneに届かないのか……?? pic.twitter.com/vHcOjEG6mg
Xiaomi POCO F7
— RisingLuck@オオサンショウウオ【超特大】 (@Get_RisingLuck) September 7, 2025
明日まで待てずに開封してしまった……
試供品とはいえ、セットアップ時に保護ケースと画面保護フィルムが使用できるのは素晴らしい💮
付属の充電器90W対応!?
大きいので自宅専用にしますが、どうなることか……#楽天ROOM #PR #AD https://t.co/27BqVNjgND
いきなり記事ネタバレ
結論から言うと「あまりにも惜しい高性能スマートフォン」でした。
POCO F7は優れたゲーミングスマートフォンですが、使用可能と思い込んでいた機能が使えないと判明しました……
「これ一台で全部OK!!」と言えない、不遇の高性能機です……
- AR機能なし:GoogleのARCoreが使えない。
「Google Play開発者サービス(AR)」インストールできません。
AR機能活用するアプリ全般が使用できません。
PokémonGoのAR+撮影イベントなどでは進行不能に…… - FeliCa機能なし:マイナンバーカード読み取りできません。
マイナポータルアプリのインストール対象外端末。
Suica系決済サービスはともかく、マイナンバーカードは読み取りたかった。 - お買い得価格の優位性が崩れ始めた
2025年9月28日時点でXiaomi 15T 256GB 定価64800円。
処理能力は問題なし。カメラ性能は良好。
差額を考慮してもXaomi 15Tはお買い得……
【驚きのお買い得価格】クーポン活用で5万円以下!!
私のPOCO F7は、楽天市場やAmazonのPOCO特売セール期間中に購入しました。
Xiaomi公式・楽天市場店の割引クーポンを適用することで支払い金額48980円(楽天ポイント別)
ゲーミング用途の高性能端末がこの価格で購入できるのは衝撃的です。
ハイエンドモデルは10万円以上が当然の昨今。
このお買い得価格が最終的な購入の決め手となりました。
このお買い得価格が最終的な購入の決め手となりました。
5万円なら失敗しても耐えられる。という予防線もありまして……
許容できないポイント① AR機能が使えない!?
高性能を満喫していた一方で、思わぬ誤算もありました。
最も残念だったのがGoogle開発者サービスのAR機能(ARCore)が使用できなかったことです。
POCO F7 よくある質問より引用
10. Q: POCO F7はARをサポートしていますか?
A: いいえ、POCO F7はAR機能をサポートしていません。
- ゲームアプリのAR機能が使えない
- AmazonアプリのAR配置シミュレーションが使えない
既存アプリのAR関連項目が、すべて無効になっていました。
これほどの高性能スマートフォンで、AR機能が使えないとは思いませんでした……
#Xiaomi #POCOF7
— RisingLuck@オオサンショウウオ【超特大】 (@Get_RisingLuck) September 8, 2025
事前調査で判明していた事ですが、AR関連機能は使えません……
Pokemon GOだけでなく、Amazonショッピングアプリも影響がありました。
マイナポータルアプリも非対応。
主要スマートフォンとしては推奨できません。
ゲーミング特化端末として、割り切っていきます。 pic.twitter.com/jHvl42TjZt
#Xiaomi #POCOF7 #Ingress
— RisingLuck@オオサンショウウオ【超特大】 (@Get_RisingLuck) September 15, 2025
この三連休、積極的にIngressをプレイした結果……
処理能力の高さに対して、非常に惜しまれる評価となりました。
残念ながら、他の人には推奨できません。
高性能より汎用性が重要。
【Google Play 開発者サービス(AR)が対応していない】
AR機能全般が使用不能です。 pic.twitter.com/cw8l0tMYcS
許容できないポイント② マイナポータルアプリ非対応端末
実は、使用した経過が良好ならメイン機種に昇格する計画がありました。
しかし、マイナポータルアプリのインストールができなかった……
メイン機種として、これからの日本社会でのデメリットが大きい。
FeliCa非対応端末なのは理解していたので、別の手段で対応できるからよいとして。
これからスマートフォンとマイナンバーカードの連携が加速するので、できれば対応してほしかった……
屋外使用なら耐衝撃ケースは必須!!
製品付属品には、画面保護フィルム(貼り付け済み)とシンプルな外装保護ケースが同梱されていました。
初期設定中からスマートフォン本体を保護できるのは良心的。
端末補償サービス未加入なので、ささいな事故も避けたい。
位置情報ゲームでの屋外使用が多いため、落下破損を予防する頑丈な耐衝撃保護ケースを用意しました。
地方の家電量販店では陳列されないため通販検索です。
手持ちのストラップも装着できて一安心。
【実際に使ってみた感想】"スマホ"というより"ヘビーフォン"
本格的に使用してみると、高性能と端末の大きさ・重さ驚きました。
記事作成時に重量計測。255g……?!
これは片手での操作は難しく、慢性的に疲れる重さです。
直前まで使用していた「OPPO Reno3 A」199gでした。
処理能力が高く、並列タスク処理できて快適
列車移動中にwebサイトとSNS閲覧。
時々、カメラ機能で記録撮影。
屋外では位置情報ゲーム『Ingress』を数時間プレイしました。
すべてのアプリが順調に使用できて、複数のアプリを同時に立ち上げてもタスクが維持できます。
古い端末では並列タスク処理が困難で、アプリ再起動のため待たされていました。
感動的な処理能力です!!
発熱と放熱のバランス
高負荷時には温度上昇するのがわかりました。
端末全体で効率的に放熱しているようです。
ただし、充電しながらの使用時には高温化します。
電池容量の余裕は用途次第
一般的な使用条件なら、余裕で24時間稼働します。
付属の90W充電器を活用する機会はあるのだろうか。
連続したゲーミング用途では、電力消耗していくのがわかります。
ゲーミング制御アプリ『ゲームターボ』の設定を「節電」にする対策があります。
ゲームしながらモバイルバッテリー充電すると、高温化して電池容量の回復が遅い……酷暑日には要注意。
Wi-Fi6接続時に相性問題発生??
なぜか、自宅のWi-Fi6接続時にLINE通知とトーク内容が一致しない遅延が多発します。
モバイル通信時には再発しないので、Wi-Fi6接続で何らかの通信障害が疑われます。
今後の端末アップデートで解消されるのか。
それとも、Wi-Fiルーター側の問題だろうか……
【結論】POCOブランドはメイン機種に不適合です
総合的に見て、Xiaomi POCO F7は高性能なスマートフォンでした。
特にゲーミング性能は良好です。
カメラ性能は標準的ですが、記録撮影なら問題ありません。
しかし、以下のような明確な欠点があります。
- 他社ミドルクラス端末では標準装備しているAR機能が削減されている
- 日本社会向けに最適化されなかった
- GoogleサービスからXiaomi自社サービスに誘導される
- 予期せぬフリーズが発生する
高性能・低価格であるにもかかわらず、日常生活をこの一台でまとめられない。というのが正直な感想です。
ゲーミング用途最優先という特定の用途に特化したサブ端末として使うのであれば、良い選択だと思います。
しかし、私としてはPOCOブランドは非推奨とします。
2025年9月末発売のXiaomi 15T Proなら、私の不満は解消されるかもしれない……
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